振動対策:補強編 その3

 モトメンテナンスとかいうレストア系のバイク雑誌に、モンキーを改造してレースに出るみたいな記事が載っておりまして、その中に気にちょっとなるパーツがありました。というのが左の画像です。
画像は「MOTO MAINTENANCE 82号(2009年4月1日発行)」 P111より。
 探してみるとG-CRAFTさんが既に製品化しているようで、1万と7千円ぐらい払えば軽量極まりないアルミ製のが購入できるようです。
取り扱いはこことかこことか。
画像は「Gクラフト2008-2009Webカタログ」 P49より
 が、モンキー用の製品がそのまんまCL50+中華125ccに使えるのかどうか?解りませんし、重さを諦めれば自作できそうな形状だったので、手持ちの部材で「似たようなもの」を作ってみました。
が左の画像。
塗装してある部分(右側)は鉄で、無塗装で光ってる部分はステンレスSUS303とSUS304のハイブリット(?)です。ひたすた剛性重視の作りなので、まぁなにがあっても変形することはないと思います。アルミじゃないから振動で割れたりヒビが入ったりする恐れもありません。たぶん一生モノ。
ちなみに今回の改装1〜3で重量が2kg増えました。が、その分は体重を落として補うつもりです。間食と米飯を全廃し、もう既に1kg減量しました。カネかけて軽いパーツ入れるより、自分の体重減らした方が健康にも良いです。とか言ってみる。負け惜しみ。
 元々というか、このエンジンを積んだ当初からエンジン下にはゲタ代わりのプレートを入れてました。エンジン幅が広くなったので、そのままではステップが干渉し取り付け不能だからです。
今回製作したそれは、以前から取り付けていたプレートにフレームへの固定用ステーを追加した、って感じです。
 鉄部は耐油性に優れると謳っているTopHeatなる耐熱スプレーで塗りました。180度で1時間焼付けしたので、皮膜はなかなか硬く良い感じです。
実際に取り付けた画を見ると解る(溶接経験者のみ)と思いますが、溶接で組み上げるにはかなり嫌な構造です。溶接って必ず曲がったり歪んだりしますけど、この構造だとちょっとの狂いで取り付け不能になることは容易に察せられます。ので「一連の作業が無駄に終わるのでわ?」と案じながら作業を始めたのですが、運が良いのかなんなのか、意外とすんなり作業は進み、特に問題なく取り付けできました。案ずるより産むが易し。
 で、肝心の効果のほどは?というと、まったく感じません(笑)
んがしかし、前側も固定したので今回の後部固定による効果を感じない。だけかもしれませんので、邪魔になるもんでもないですし、せっかく作りましたしね、しばらく装着したままにして様子を見る事にします。