中華ミニモトのサイレンサーを付け替える

 どうせ人気の無い山奥でしか乗らないんで五月蝿いのはかまわない、というか熊避けになりそうなんで五月蝿いのは望むところなんですが、純正(?)サイレンサーは変に甲高く耳障りな音質で、聞き続けるのはなかなか苦痛です。
ので、切り詰めすぎて公道では使えなくなった(歩行者が振り向くほど五月蝿い)中華DAXサイレンサーに換装してみました。
 作業ついでに口金内側の溶接盛り上がりも削ってみました。
MIGかなんかで溶接してるんでしょうが、口金の内径とパイプの外径が1.5mmぐらい異なっており、その隙間を埋めるためなのか溶接痕が激しく盛り上がっていたのです。
ほっといても細い排気ルートがさらに狭くなっており、かなり排気ロスがありそうでしたから。
口金部分のメッキが薄いのか雑なのか、周囲に錆が浮いていたので、耐熱スプレーを吹いてやりました。
 純正というかオリジナルはエキゾーストパイプとサイレンサーが一体化していますが、中華DAXサイレンサーは別体なので、エキゾーストパイプの後端に接続用のソケットを取り付けました。
サイレンサー固定用スプリングのテンションを調節できるよう、それ用のフランジも取り付けました。
ここも耐熱スプレーを吹きました。180度で30分ぐらい焼付けたので、ちょっとやそっとじゃ皮膜は剥がれません。
 普通はサイレンサーをバンドでフレームに固定するのですが、ちょっと訳あってエキゾーストパイプ後端を固定することにしました(サイレンサーはスプリングで吊った)
固定用の穴は元々あいていたのを使いました。

 で、こんな感じになりました。特に不自然にさは無いと思います。というかデフォルトの状態を知っている人はそうそういないので、誰もなんとも思わない。
で、音量はたいして変わってませんが、音質はかなり低音側にふれ、耳障りではなくなりました。ごくごく普通の「五月蝿いモンキーの音」になりましたよ。