自宅〜恐山間を無給油で往復計画 タンク換装編 その3
ということで、こんなステーを作りました。材質は鉄です。ごくごく普通の鉄です。すべてホーマックで揃う、そんなありふれた鉄です。 末端に12mm幅のU溝を切ったフラットバーは幅25mmの4.5mm厚。 |
φ25.4(1inch)パイプの両端に、内側にM8ナットを溶接したφ25の座金を溶接しています。
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ホーマックで買ったゴム。架台の脚用だと思う。直径は30mm。φ32があれば好都合ですが、そんな半端なサイズは売っていませんでした。 片面にM6キャップスクリューの頭が埋まる程度の穴があいてます。 M6は細く剛性面で不安があるので、8mmの穴を通しであけ、M8キャップスクリューをぐりぐり押し込みました。 |
固定用のボルトと座金。フレーム側の形状に合わせ、ちょっと妙な作りになってます。 |
タンクにはめてみるの図。 ぐりぐり押し込まなきゃ入らんように作ったので(といってもステー両端はゴムなので、タンクが凹んだり傷だらけになる心配はない)いったんはめるとびくとも動かない。 |
M8の長ネジを通して固定するんですが、それ一本で固定だと、ナットがゆるむと赤い矢印で指し示した方向に動く可能性があります。 |
ので、フレームにφ6の通し穴をあけました。 ノーマルに戻せない加工はしないという前提で作業を進めていますが、ここに穴をあけたって全然平気でノーマルに戻せますから、まぁ躊躇なくさくっとやっちゃいました。 |
でM8とM6長ネジで固定。これでもう上下左右どの方向にも動かない。ので、ステーの固定はばっちり。 フレームは中空のプレス型なので、ナットを締めようと思えば「フレームを変形させつつ」なんぼでも締まります。ので、フレームが潰れない程度締めたらダブルナットで固定することにしました。 |
当然、いつものことですが、上記工程すべて順調に進んだわけがなく、左の写真のステーがボツになったVer.1です。 フラットバーがT3.2mmで若干頼りないのと、両端面のナットがM6で、これまた頼りないのでボツにしました。 つくりはこっちのほうが綺麗というかマシなんですけどね・・・・・ |
前方向からタンク下を覗くの図。 どうですか、この無駄に大きな隙間は! この隙間だけで容積6L以上ありそうです。 |
なぜにタンク下にあんな広大な隙間があるかというと、タンクの取り付け位置を下げるとですね、コックがですね、サイドカバーに接触しちゃうんですよ。 コックとサイドカバーが接触せず、問題なくサイドカバーが開閉できる位置にタンクを取り付けた。結果、タンク下に無駄に広大な空間があいてしまったと。 タンクの全塗装までやるならコックの位置を前方に移しますが(技術的に可能)、せっかく塗装ぴかぴかのタンクを買ったんですからね、それはやりたくないんですよね。ということで、まぁ、しかたないです。 コック背面のバキューム(負圧)バルブのノズルは邪魔(タンクが3〜5mm左にオフセットになる)なんでカットしました。どうせインシュレーターに負圧の取り出し口(Googleで検索しまくったら「マフラーから負圧を引く」というカスタムが載っていた。けど面倒だからやんない)もないですし。 負圧バルブは閉まりっ放しになるので、コックのオンとリザーブではガソリンが流れず、PRIモードのみガソリンが流れます。どうせリアのボックスに3Lのガソリン携行缶を積みっ放しにするので、リザーブモードはなくてもかまわない。 |
ストッパーを加工しなくてもタンクとトップブリッジの接触はありません。 というか、ハンドルストッパーに手を加えるのが面倒だった(軸周りを分解しなくちゃならないからね)ので、フロントフォークと接触しない位置にタンクを取り付けたのです。 |
クリアランスは3mm。微妙。 |