改善

 思う所あってサイレンサーを切り詰めてみました。左がオリジナルサイズで、右が切り詰めたサイレンサーです。製品としてはまったく同じ物です。を2本持っていると。というか、実はこのサイレンサーがとても気に入っているので予備含め3本持ってます。で何度も何度も分解してリベット穴がバカになったサイレンサーを「もう壊れてもいいや」とぶった切ってやったのです。
80mmほど切り詰めました。なぜに80mmかというと、ハイトゲージが80mmに合わせてあったからです(笑) それ以外の理由とか根拠とかそういうのは全然ありません。
リベットをぶち壊しサイレンサーを分解したついでに、アフターマーケット用の消音グラスウールを取り出し、デフォルトのボロボログラスウールに戻しました。これはですね、良かれと思って高価な消音用グラスウールを入れたんですけどね、なんだか知らんけど音が硬くなって嫌だったのでですね、ついでにやってみたというアレです。
ちなみに、デフォルトのグラスウールはどっからどう見ても「配管の保温材」です。蒸気配管に巻くこれにそっくり。というか、そのものだと思う。
あとついでに、というかこれが一番やりたかったんですが、パンチングの筒の後端にバッフルの先端が潜り込むよう、パンチングの筒(「インナーサイレンサー」ってのかね?)の長さを慎重に切り詰めました。これはアレです、こうすると「排気圧がかかる」んじゃないか?と思ったんでやってみました。

で、こうなったと。

エキゾーストパイプ末端の絞りは2種類用意。
右は内径35mmから28mmぐらいに絞ってます。
左は3段階の絞りで内径35mmから16mmぐらいになります。
2つの絞りを使い比べた結果、左のが正式採用になりました。やっぱですね、絞りが少ないと高回転域が伸びないんです。


下に穴があいていますが、これは固定用のネジ穴です。板厚1.6mm程度のパイプにタップたてただけじゃ不安なので、M6のナットを叩き込んで溶接してあります。

サンパーのようなモノは、前後をM6ナットで固定しているだけだったので、ステーを取り付け箱自体をフレームへ固定しました。これは「中で正圧負圧が入り乱れている箱自体が、ヤな感じの振動と共振音の発生源ではないか?」と考えたからです。箱自体をフレームに固定することでノイズを減らせるかも?って感じでやってみました。


ということで今回
1. サイレンサーを80mm切り詰めた
2. グラスウールを安物に戻した
3. パンチングの筒とバッフルを密着させた
4. 箱をフレームに固定した
をおこないました。ら


結果、過去最高の絶好調と相成りました。マジです。