サンパーのようなモノ Ver.2の箱

 Ver.1の箱は、なし崩し的(はじめは箱自体を固定する気はなかった)にリアブレーキべダルの軸(の左側)に固定しました。赤い矢印で指し示した部分がそれです。
なし崩し的にやったのでステーの形状が極めて変です。
箱の固定は一箇所ですが、エキゾーストパイプの前端と後端もM6ナットで固定されているので、強度というか剛性面では、まぁ問題ないと思うんですが、箱が真上のエンジンと平行に取り付けられていないのが、製作者的には気になるのです。
いや、真下から見ないと平行じゃないことは判らないんで、でもって真下から見る手段はありませんので、自分から言わなきゃ誰も気付かないとは思うのですが、それはそれあれはあれ、やっぱ平行に取り付けるのが望ましいのは望ましいので、固定用のステーは最低でも2箇所はほしい。
 
ステップはCL50純正をそのまま使っているのですが、エンジンの幅が広いので、エンジンとステップの間に厚み6mmのゲタを履かせています。
赤い矢印で指し示した黒いのがそれです。
 
こんなのを挟んでいるのです。
 
なぜゲタを履かせるかというと、CL50純正エンジンより幅が広いので、ステップを下げないと赤い矢印で指し示した部分が干渉し取り付けできないのです。
現状でもクリアランスは1mmもないです。
 
ということで、このエンジンとこのステップの組み合わせで使う限りは、間にゲタをかまさねばなりません。ので、スペーサーのゲタにステーを取り付けることにしました。
写真のブツがVer.2用のゲタです。
 
取り付けるとこんな感じ。
 
これがVer.2の箱。
 
ゲタのステーと同じピッチでM8ナットが溶接されています。
 
取り付けるとこんな感じ。
 
後方にはフックを装備。
けっこう凝った形状だと自画自賛
 
Ver.1と同じくリアブレーキペダルの軸(の左側)に取り付けます。
ナゼに片側開放のフック状なのか?は面倒なので説明ナシ。でもフック状じゃないと支障があるんで、わざわざこんな形にしているのです。
 
ブレーキペダルと箱のクリアランスは1mmぐらい。
 
スタンドの軸と箱のクリアランスは2mmぐらい。
 
ステップの最低部分と箱のクリアランスは9mmぐらいです。
ここはもっと詰められますね。詰めれば詰めるほどロードクリアランスが増す(と言っても最大でも8mmぐらいだ)ので、次の機会があったら限界設計にしようと思います。
 
箱の左側面には蓋が。
 
メンテナンス用というか、最後にスプレー突っ込んで内部を塗装するようにφ25の穴をあけています。
一枚板の蓋では箱の容積が増えてしまうので、蓋の裏に円盤を溶接してあります。
ドーナツ状の青色のはユニオン(配管材)のパッキンです。
 
左後方にはM12のキャップボルトが。
 
水抜きの穴です。
このパッキンも配管用です。