さりげなくないステー

 普通はリアサスの付け根(上側/フレーム側)からステーを降ろす(赤線引いたライン)のですが、それは見た目がイヤ、いかにも「後付けの間に合わせです」って感じがしてイヤなので、カブのようにスイングアーム軸のナットに供締めするステーを作りました。
赤い矢印で指し示したのがそれです。
ステー類はなるべく目立たないほうが良いんですが、あまり細いパイプだと剛性が心配なので、ついつい太目を選択し、φ16を使ってしまいました。ら、いかにも「何か付いてます」て感じになっちゃって「さりげなさ」が全然無い・・・・・
 
材料は、ホームセンターで買ったφ16のステンレスパイプと、管材屋で買った1inchのステン管、φ30のT2mmのステンレス製座金です。
ボール盤と高速カッターとTIG溶接機とφ16用のパイプベンダーと、ステンレスの焼け色を落とす機械(ウチにあるのはステンアップとかいう製品)と、サンダー(ハンディタイプのディスクグラインダー)+白棒青棒&それ用ディスクがあれば、誰でも作ることができる。はずです。
ちなみにこのパイプ、測ってみたら板厚たったの0.7mmでした。φ16で0.7mmです。これがφ9になったら板厚は0.5mmです。1mm以下になると溶接が面倒(というか気をつかう)のでなるべくやりたくありません。が、厚み重視で鋼材屋から定尺数メートルのステンレスパイプを買うのもイヤなので、ホームセンターグレードの製品で我慢。
 上が新造のステーで、下が純正のステーです。
純正ステーはパイプではなく、中身が詰った棒です。

 試しに量ってみると、純正ステーは150gジャスト。

 新造ステーは150gちょっと。
大きさが全然違うのに、重さはほぼ一緒。