ガムボールマシンを分解する


生協2階の文房具屋さんが、店じまいのための「店に有るモノ一掃処分セール」をおこなっており、商品陳列用の棚まで売っていました。



なにを考えたのか、家人が、店頭にあったガムボールマシンを買いました。お値段四千と五百円なり。高いのか安いのか適正なのかわかりません。

長年店頭に置きっぱなしで、分解清掃など一度もおこなったことがなさそうな汚れ具合だったので、室内に持ち込むためばらして掃除しました。



付属の鍵を使い、てっぺんのキャップを外します。

キャップが外れました。この状態でガムを補充します。

タンクは持ち上げるだけで簡単に抜けます。

中はこうなっている。特にコインが入るケースはなく、赤い箱全体がコインケースになってます。

コインを入れて回す部品(正式名称は知らない)は閂(かんぬき)一本で固定されており、ケースから簡単に取り外せます。



これは10円玉用ですが、品によって、50円玉用や100円玉用に交換できるよう、取り外し簡単な作りになっているのだと思います。もちろんキーが無ければ開きませんよ。

コインを入れ「がちゃがちゃ」回す部品単体。

裏側はこうなっている。

どう動作するのか?を知りたくなり、コインの流れが見える程度まで分解してみました。



こういうふうに10円玉が入るんですね。

10円玉が入ってないと、矢印で指し示したラチェットのコマが降りて、それ以上回らなくなります。

10円玉が入っていると、ラチェットのコマは回転部品に干渉せず、ハンドルを一回転させることができます。



分かってみれば簡単なつくり。