中華横型125ccを積んだCL50(ハーネスはHONDA純正のまま)に、中華CDIを取り付ける - その1 カプラ編


CL50に大陸製ぱちもの横型125ccエンジンを積んだんですが、付属していたCDIはカプラの形状が異なるので取り付けができず、CL50純正CDIをそのまま使ってました。

ちなみに、純正CDIが6ピンなのに中華CDIが5ピンでピンが1本減ってますけど、「スタンドを立てたままギアを入れるとエンジンが停止する安全装置」が無いだけなので、全然気にしません。そんな機能には実際全然お世話になってないし。


CL50純正CDIでも走るので、昨シーズンはその状態で運行していたのですが、「やっぱ付属CDIを試したいなぁ」と思いつつKITACOさんのカタログをダラダラ眺めていたらですね、それらしい変換ハーネスを発見しました。
CDI側が6P(配線5本)で、本体側が4P(配線3本)+2Pという構成なので「あ、これだよこれ。これ買えば中華CDIいけるじゃん」と、細部を確認しないままパワーレブ変換ハーネスを購入。

で届いたら、微妙に形状が違うでやんの。
確かに適合表にはCL50の名が無いですからね。ちゃんと確認しないままテキトーに注文しちゃった私が100%悪いんです。

本体側のカプラはこれ。角がカクっとたってる。

挙句、本体側の2本線が入ってるカプラは、よく見ると真ん中に線が入ってないだけで2P型じゃなく3P型だし。

ためしにYahoo!auctionで「CD50 CDI」を検索してみましたが、ウチのCL50純正CDIとカプラの形状が同じっぽいのがほとんどです。年式で変わるのか? だな、きっと。


6P側もどちらもオス型で役に立たん・・・

このままではあまりに悔しいので調べてみると(最初からそうすれば良かった)、3P/4P/6Pとも110型というバイクではメジャーな規格のカプラであることがわかりました。
ということで「自動車とオートバイの純正カプラ(コネクタ)・端子(ターミナル)・自動車用電線(AVS・AESSX等)・各種配線パーツ・ハーネス単品など」という頼もしいキャッチコピーを掲げる配線コムさんに以下を発注。さくっとな。
6P110型カプラキット
4P110型カプラキット
3P110型カプラキット

で、近所のホームセンターでカラーコードを5色購入し接続しました。
各線の接続はですね、あいにく電気系統の知識が乏しい(いや、バイク全般の知識が乏し)ので、検索しまくって辿り着いたこちら様の図そのまんま配線しました。もうばっちり完璧に動作しました。こういう素晴らしい情報を無償で公開している方がいると、私のような阿呆は本当に助かります。

今度はもう形状もばっちり合ってます。



中華エンジン付属CDIをつなぎました。キック2発で無事始動。
動作確認はできたんですが、あいにくの道路状態(国道まで出れば問題なく走れるが、そこに行くまでがつらい)なので走行試験は行えていません。ニュートラルに入れてアクセル煽ってみた感じでは、若干吹け上がりが良くなったような気もしますが、「こんだけ苦労した(?)んだから効果があって当然」的なプラシーボ効果に支配されている可能性はぬぐいきれません(笑)





カプラを2セットずつ購入したので、変換ハーネスをもう1本作ることが出来ます。
もし必要な方がいれば実費にてお譲りいたしますので、遠慮なくお申し出ください。





続編は↓
その2 怪しいCDI編
その3 配線編