自宅〜恐山間を無給油で往復計画 架台編
シートを後ろにずらしたので去年作ったリアキャリアが使えなくなりました。まぁ、改造すれば使えるかもしれませんが、剛性面で若干疑問符がつく作りだった(可能性の話。実用上は問題なかった)ので、これを機会に「がっちがちに高剛性」なリアキャリアを新造することに。 ということで、先日作ったばかりのシートステーをさっそく改造。左右2本ずつ突き出したパイプの端面にはM8ナットが埋め込まれています。後方は箱型に組んだので横方向の剛性もアップ。したと思う。気分的に。
|
これがニューキャリアだ。先日ホーマックで購入した19mmの角パイプを使いました。 もうなんていうんでしょうか、この「さりげなさ」とか「洗練」とは100%無関係な無骨さは・・・・キャリアというより「鉄工所のおじさんが、自分の通勤用CD125用に、強度だけ重視で作った架台」って感じです。いやまぁ、その通りっちゃその通りなんですが。 |
ステーとの接続部の丸パイプは片端開放です。 |
M8キャップボルト4本で固定します。 10kgの米袋を3つ積むとかって使い方はしないので、まぁOKじゃないかと。 |
箱の底面四隅に固定用の穴をあけました。 箱はアイリスオーヤマのRV BOXの40Lです。容積はデカければデカいほど良いのですが、これ以上になると幅が広くなり過ぎ(70cmとか85cmとか)で使い勝手が悪い(車幅が広がるから。後ろは見えないし)し、高さのある製品は強度面の不安がある(踏み台にも使える高剛性シリーズは高さは30cmぐらいまでしかない)ので、いろいろ考えRVBOXの600(の黒)を買いました。 |
架台を合わせてみるの図。 |
四隅のフチに合わせて架台を作りました。ガタはトータルで2mm以内。 架台の四隅は箱側の形状に合わせて加工してあります。 |
架台取り付け用ステーを装備したニューステーを装着してみるの図。 |
シートをのせてみるの図。 ステーは短ければ短いほど剛性面では有利なので、あまり大きくでっぱらないようにしました。 現状、鉄の地むき出しのシルバーなので目立ちますが、つや消しの黒に塗っちゃえばシートの黒と色彩的にかぶって目立たなくなる。んじゃないか?と期待しております。 |
斜め前から眺めるの図。 画像右上に役立たずなDAX純正風マフラーが写ってます。前オーナーがヤフオクで買ったらしいですが、125ccまで対応というのが謳い文句だったらしいんですけど、全然対応してないんだわ、これが。 |
つけましたの図。 架台下の使えないシートが邪魔です。シングルサイズのシートを買えば(特注になるか?)架台を10cmぐらい下げることができる→重心が若干下がるし見栄えもましになる=んですが、カネをかけたくないので不合理この上ないこの状態を甘受。というか、まぁいいや。 |
つけましたの図。その2 画像左にRVBOX460が写ってますが、最初はね、それつけてたんですがね、やっぱ幅46cmは小さいので使うのをやめちゃいました。 取り付けには8mm用の六角レンチ一本しか使わないので、シートごと外さなきゃならなかった(シートと取り付けボルトを共有していたので)前作より付け外しは楽になりました。車に積むときは架台を外さなきゃなりませんので、「付け外しが簡単」は構想時の絶対条件でした。 |
RVBOX固定用にM6ナットが埋め込まれています。角パイプにタップを切っただけでは不安(板厚が1.6mmなのでM6だとネジ山は1周半しかきれない)なのでわざわざナットを埋め込みましたよ。 |
四隅にね。 |
箱の内側から低頭のM6キャップボルトで固定します。ボルトの頭だけだと接する面積が狭いので、φ25の座金をかましてあります。 |
この箱は蝶板ナシで蓋がガバっと外れる構造なんですが、実際使ってわかりましたけどね、それって凄く不便です。箱から何かちょっとしたものを取り出すにも一々蓋を降ろさなきゃならないってのはとても不便で使いにくいので |
蝶板とストッパーをつけました。 いやいやいや、蝶板とストッパーは良いです。と〜っても使いやすくて便利です。 |
鍵もつけた。 普段は赤い矢印で指し示した部分にぶら下げてます。
|
見上げてみるの図。 |
フックをかける金具もつけてみました。 金具はこのためにわざわざ買ったのではなく、以前製作した自転車用トレーラーについていたものを外して使いました。トレーラーは全然使ってないですし。 金具は8つあったので1面に2個ずつ取り付けました。 |
実用車っぽいでしょ? アングルの問題なのか何なのか、架台が後ろ下がりに見えますが、実際には2度ぐらい前下がりになってます。 |