ステディカムのようなモノ計画再始動 その18 重箱の隅をつつくの巻


レンズのセンターとジンバルの中心間の距離は短ければ短いほど良い*1ので、カメラの位置調整に使っているケンコーのXYフォーカシングレールを改造し、カメラを約20mmぐらいジンバルに近づけました。

新旧画像を重ねてみました。
けっこう下がったような気もするし、そんなに変わっていないような気もします。

将来的にはデジイチを載せるつもりなので、そこらへんも考慮しました。
というのは、それ系のカメラの場合、カメラ本体の底面とレンズの下部がほぼ面一(つらいち)でして、レール本体より雲台が下がると取り付けられなくなる可能性があるのです。

今現在のビデオカメラしか使わないのであれば、雲台をあと3mmぐらい下げられるのですが、デジイチを載せたいのでレールと雲台の位置をほぼフラットに揃えました。

赤い矢印で指し示した部分に微妙に隙間があるのがおわかりでしょうか?
雲台の方を0.5mmぐらい高くしています。

なので、デジイチ*2を搭載することが可能です。

*1:同じ角度傾くのであれば、レンズとジンバルが近接している方が画像のふれ幅が少ない。揺れ前提とした対策は努力の方向を間違えているとも言えるのだが、いきなり最初っから揺れなく歩けるわけはないので、慣れるまでの暫定期間内は有効な対策だと思う

*2:いや、S9000は「一眼」じゃないけどさ。ガラが同じぐらいなので参考までに載せてみました