ステディカムのようなモノ計画再始動 番外編

 ホームセンターのキャスター売り場に置いてあったりするので、キャスターのようにケースが上の球が下レイアウトで使ってもOK?と勘違いし易いのですが、私が使っているフリーベアは「上向き用」でして、メーカーサイトに載っているこの図の通り、球が上のケースが下になるのが正しい使い方なのです。
正しいレイアウトで使用すると、左の図のように球(青)とケース(グレー)の間に仁丹みたいな小さなベアリング(赤)が挟り、滑らかに動きます。
赤い矢印は力(重さ)が加わる方向です。
 
キャスターのように下向きレイアウトにすると、ベアリングは球側面のみを支えることになります。
キャスター程度の使い方であれば下向きレイアウトでも十分役に立つかもしれません。
が、下向きレイアウトじゃ本来の性能は発揮できないので、滑らかな動きが命である(と思う)ジンバル用としては不適当じゃないかと思います。
「思う」だけではなく、下向き/上向き両方試しての「実感」です。
上向きレイアウトはホントに動きが滑らかで、回転に変なひねりが入り難いです。
お試しあれ。