ステディカムのようなモノ計画 - 究極の滑らかさ


ヒーハイスト精工株式会社謹製 球面軸受 SRJです。
ボールとハウジングの間に摩擦係数が著しく低そうな素材で作られた球形のリテーナーが入っており、尚且つ「可動部分は予圧を掛けた転がり軸受け構造」なので、ボールネジのようにガタなくぬるっと滑らかに動くのは間違いありません。
「スキマゼロで高精度を実現」なので、どんな場面でも軸の動作による安定面への悪影響は考えられません。
構造的に上下どちらででも使用できそうですし、ボールに軸が付いてますし、軸にはネジが切ってある*1し、軸の仰角は垂直から片側30度*2確保されているようですし、現状これ以上の素材は他には無いと思われます。


結構前*3からその存在は把握しており、「ステディカムのようなモノ」のジンバルとしてこれ以上の素材はないと確信しているのですが、残念なことに未だ採用には至っておりません。




値段がね、3万円以上するんだもん(笑) 
趣味で買うにはちょっとつらい*4

*1:M4x0.5とかM5x0.5とか、いわゆる「細目」ネジだがタップを買えば無問題。「細目」タップはボルト屋さんならどこでも扱ってる。

*2:ちょっと狭いが運用でカバー。

*3:製品紹介記事を読んだのは20世紀の終わりごろだったような気がする。

*4:製品の質を考えたら安いぐらいだと思う。けど、遊びで気軽に買える金額ではないという意味。