ブレーキアームを延長する


もう結構前、2年近く前だと思いますが、西風漫伯のGT roman STRADALE 5に「400万ベンリィのリアブレーキアームを長いの*1に換えたら効きが劇的に良くなった」みたいな記述(と写真)が載っておりまして、「ほぉ、これはぜひとも真似せねば」とその場では思いつつ、案の定コロっと忘れて何もせずに来たのですが、つい最近、自作サンパー界の巨魁テツさんのサイトのこのページを読んで思い出し、たらやらずにはいられないので、ちゃちゃっとやってみた。
のが左の画像。
テツさんもお書きになってらっしゃいますがYahoo!auctionでそのものずばりのパーツが販売されている*2これなんか700円ですし、ですが自分でやれば出費はゼロなので、躊躇なく切った貼ったの改造に踏み切った次第です。
赤い矢印で指し示したあたりが延長部分です。折れたり割れたり曲がったりしたら命にかかわるので厳重に溶接しときました。鉄製なので焼き付け塗装*3を施しました。
アームが20mm延びたので、アウターの受けも20mm延長させました*4。こっちは丸ごと新造なのでSUS304製です。

リアも20mm延長*5しました。
こっちはワイヤー引きじゃないのでアームを延長しても他の部分に支障が出たりしません。



で、効果のほどは?と申しますと、軽いタッチでカチっと利いてとても良いです。



自転車の経験から「ブレーキは利きが強ければ良いってもんじゃない」と確信しているので、自分的にはこのぐらいで十分です。
つぅか、これ以上利きを強くすると「BD-1にSCHWALBEのSTELVIOを履かせ、XT*6グレードのVブレーキ&レバーで制動」*7なみに危険っぽいような気がする。

*1:たぶんフロント用。フロントとリア用はあからさまに長さが違う。自転車でもモーターサイクルでも、ブレーキは前メインなので、当然フロント用が長い。

*2:後日参照し「何が何だか分からない」ってんじゃ役に立たないので、消える可能性があるページは魚拓にリンクします。

*3:デイトナの耐熱ペイントスプレーのチタンカラー 。耐熱性はどうでもいいんですが、焼き付けができ塗装膜が丈夫なんで愛用中。

*4:アームだけ延長させるとワイヤーが斜めって想定外の負荷がかかる。

*5:というかリアを最初にやった。具合が良いのでフロントもやってみた。

*6:もしくはXTR

*7:簡単にロックするので逆に制動距離が延びる。STELVIOはロック一発で坊主になって終了。