振動対策:補強編 その1

 素の状態と比べれば全然少ない(比較対象は、振動対策を一切行っていない110ccの中華ミニモト)とはいえ、依然として振動はあります。
フレームとエンジンを観察すると、レッグシールドを取り付けるためと思われる穴(M6のタップが切ってある)があり「サブフレーム作ってシリンダーとフレームを接続しちゃえば、若干はエンジン暴れを抑えられるんじゃね?」と前々から思ってはいたんですが、なかなか腰を上げずつい最近まで放置しておりました。
が、なんとなく気が向いたので作ってみた。のが左の画像のブツです。
材料は、1メートルで230円の鉄の丸棒です。直径は13mm。1メールトちょうどで済んだので、このサブフレームのようなモノを作る為に使った金額は230円だけです。フラットバーと塗料は手持ちのを使いました。
ちなみに塗料は、最近気に入っている「ジンクスプレー」ってヤツ。乾きが早いし、それなりに強いというか剥がれ難いし、見た目がザラザラな点を除けばけっこう良いです。というかかなり実用的。
画像の状態で重量は1kgジャストぐらいです。パイプで作ればもっと軽くなるんでしょうが、作業が面倒というかデリケートになり、効果が有るか無いか解らんモノにンなに手間かける気は起こりませんので、まぁこれでOKと。
 一応フィンと平行になるよう作りました。微妙にずれてるけど。

 棒が太いのでサブフレーム自体の強度はけっこうあると思うんですが、なんせ固定がM6ボルト4本と心細いので「効果あるんかね?」と疑心暗鬼のまま作業を進めました。が、取り付けてみてですね、劇的ではないですが「多少は」効果があることを確認できました。
6000〜7000rpmででる振動(それ以外の回転域では振動はない)は若干減少しました。
あと、これは理由がよく解らんのですが、メカニカルノイズが減りました。これはハッキリ減りました。
なんでだろ???