プラグの焼け色とは?

キャブレターをいじるようになってまだ一年経っておりませんが、最近になってやっと解ったことがあります。

燃調が濃いとプラグの色は黒くなり、燃調が薄いとプラグが白いとか言うじゃないですか。
燃調が濃い場合にプラグが黒くなったのを「プラグの焼け色」とか表現するじゃないですか。
これがですね、自分でセッティングをするようになるまでず〜っと不思議だったのです。


というのは、普通はですね、焼けて黒くなった物は何をやっても白色には戻りません。
ので、プラグが「焼け」て色が変化するのであれば、一旦黒くなったら白には戻らいんじゃないか?と。
それもですね、セッティングというのは濃い状態から始めて徐々に薄くしていくのがセオリーとか言うじゃないですか。
ということは、「濃い状態=プラグが黒い」ですから、セッティングで薄くする度に新品のプラグを犠牲にしなきゃならんのか?と不思議に思ってました。
キャブレターのセッティングってのは大量のプラグを消費する、とても金がかかる作業なのか?と。


まっさかね、焼けて真っ黒になったプラグが、セッティング次第で焼け色が薄まるなんて全然思ってもみませんでした。ので実際に目にしてホントびっくりした。という話。


参考:プラグに起こる現象と対処方法