真っ暗闇の中、プリ発光有りのコンデジのAUTOモードで楽々撮影、を目指す - その2


ヒカリ小町のFAQを眺めていたら
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Q : 内蔵フラッシュを使わずに外部フラッシュだけで撮りたい!!

A : 市販されているIRフィルター(赤外線フィルター)を内蔵フラッシュの前に貼り付けてください。これによって不可視光線である赤外線のみが照射されます。
ヒカル小町Diは赤外線にも反応しますのでこれで内蔵フラッシュは単にヒカル小町の発光トリガーとなり、撮影にはヒカル小町の光だけが反映されます。
IRフィルターは可視光をカットします。当然内蔵フラッシュの光量は落ちますので、必ずテスト発光してヒカル小町の位置を調整してください。
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という記述がありました。
内蔵フラッシュを使わない方が良い場合もある(正面から光を当てると平坦に見える)、というか、コンデジで間に合うような場面ではその方が多いので、これはチャレンジする価値は大いにありそう。


と調べてみると、IRフィルタってのは意外と安い。アマゾンでも取り扱ってるから買い易いし。カットする帯域によって何種類もあるんですが(可視帯域をカットするSCフィルタってのもあった)微妙な帯域の違いなんて知らんし、検索しても役に立つ情報が全然ヒットしなかったので、テキトーに800nm以下をカットするIR80ってのを注文。
で、フラッシュの前に貼り付けるんじゃ使い勝手が悪い、貼ったり剥がしたりを繰り返せば粘着力が弱まるでしょうし、真っ暗闇の中で薄くて小さい(フラッシュが小さいから)フィルタを扱うのは難しいでしょうし、なので、それ用の枠を作りました。
フラッシュの横幅が20mmぐらいだったので、フィルタの径はそれより大きいφ33としました。センターにφ33の穴をあけた50mmの平座金x2枚でフィルタをサンドウィッチしてます。
正面向いてる六角ナットは、外したカメラねじを付けとく用です。細かい部品をばらばらに保管しておくと、往々にして使う時に無い!という事態に陥るので、見た目変になること覚悟で装備しました。

三脚穴を利用して取り付けます。
とっても不自然です(笑)

フィルタとフラッシュの間には3mmぐらいの隙間があります。
ぴったりくっつけちゃうと横方向の感度が鈍くなる、ということが試作段階で判明したので、意図的に隙間を空けました。

カメラねじは雌雄同体なので三脚を取り付けることができます。三脚立てて撮るようなことは無いと思いますが、一応念のため。


遮光効果はバッチリ。なんですが、もともと弱いフラッシュにフィルタをかぶせ、さらに光線を弱めてしまったので、スレーブが反応する/しないがシビアになりました。