ネタが一つ増えただけ

金大中事件で韓国政府陳謝 高村外相に 日本の主権侵害 (朝日新聞

韓国の柳明桓(ユ・ミョンファン)駐日大使は30日、高村外相と外務省で会談し、73年に東京で起きた金大中(キム・デジュン)氏(前韓国大統領)拉致事件で日本の主権を侵害したとして「遺憾の意」を伝え、事実上謝罪した。韓国の真実究明委員会が24日に出した報告書で、当時の情報機関、中央情報部(KCIA)の事件への組織的関与を認めたことを受けた。福田首相は30日夜、「この問題はこれ以上追及を考えなくてもいいんじゃないか」と記者団に語り、外交上、決着させる考えを示した。
これにより、日韓関係を揺るがした事件は、拉致目的が殺害だったかどうかや当時の朴正熙(パク・チョンヒ)大統領の指示の有無など全容が判明しないまま、発生から34年で幕を閉じることになった。
高村外相は会談で柳大使に「陳謝と再発防止の確約と受け止める」と述べた。そのうえで「捜査の方は捜査当局の判断だ」と伝えた。ただ、捜査の進展には韓国側の協力が不可欠で事実上、停止している。
一方、来日中の金氏は同日、京都市内で記者団に「(報告書は)真相が明らかにされていない」と不満を表明。日本政府に対しても「私への人権侵害だ」と厳しく批判した。報告書発表後、金氏が発言したのは初めて。
金大中氏事件は、70年代に日韓両政府が2度にわたり、韓国政府の責任を不問にする政治決着をはかった。今回、韓国政府がKCIAの組織的犯行を認定したことで「政治決着の前提が崩れた」(外務省幹部)状態になった。
だが、日本政府は改めて外交問題化することはせず、主権侵害について韓国が謝罪すれば問題を決着させる方針を固めていた。70年代の政治決着を主導したのが日本側だった経緯が、韓国側の外交文書で明らかにされている事情も背景にある。
日韓双方の政府関係者から「すでに歴史の中に入った話を問題として取り上げ、日韓関係に影響を与えるのが賢明かどうか」との声が出ていた。
引用元

次の大統領なのか、次の次の大統領なのかはわかりませんが、太字にした辺りを問題視し「盧武鉉と日本政府は(金大中氏の)人権問題をうやむやにしたまま政治決着させた」と大騒ぎするでしょう。韓国の政権(大統領)交代は易姓革命のニュアンスを濃厚に帯びており、己の正統性を立証するために前職の悪事を暴き立てねばならないので(「悪事を働き天命を失ったので政権が交代した」って感じか。大陸王朝の「正史」と同じ。)何年後かには必ずネタにあげるヤツがでると思う。