heavy dutyなウェーダーに惚れる

実際のところ、ホーマックで買った980円ウェーダーで全然問題なく、きっちり用は果たしてくれるんですが、それはそれ、これはこれ、さらに良いものが欲しくなるのが人情ってもんじゃないですか。ということで「あ、そういえば」と思い出すたびにウェーダーを物色しております。年中ウェーダーで頭いっぱいってわけでもなので月に一回程度ですが。

趣味でウェーダーを使うといえば、常識の範囲内では釣りぐらいなので、普通は釣具メーカーのDAIWAさんとかSHIMANOさんの製品をチョイスするもんでしょうが、どうも釣具メーカーさんのウェーダーはイマイチ心に響くもんがありません。値段は思い切り財布に響くんですが・・・・

なにがどう自分的にイマイチなのか考えてみるに、道具というのはなんでもそうですが「趣味の領域の物」と「プロの領域の物」があり、釣具メーカーの高級ウェーダー様は「趣味の良品」というところがちょっと嫌なわけです。

なんでもそうですけど、どうせ買うならプロ領域の道具が欲しいじゃないですか。工具だって、ダイソーの100円スパナよりはホーマックの300円スパナの方が良いに決まっているし、スナップオンやマックツールの超高級スパナの方がもっと良いに決まってるし、それに惹かれるのが人情です。世間一般では「1万円あればじゅうぶん買えるだろ?」と思われている自転車に平気で数十万突っ込んでる皆さまには当然ご理解頂けることと存じ上げ候ですが。ががが。

ということで、私がウェーダーに求めるのは、物そのものの性能ではなく「プロ仕様である」という、ただその一点だったのです。考えてみれば。

志向がハッキリしたのでさっそく「プロ仕様のウェーダーとわ?」と検索してみると、そう、これとか、これとか、これのような水産漁労系のウェーダー、というより胴付長靴ですが、これこそ私が求める「プロの道具」そのものではありませんか!

もうこれを履いたら鳥羽一郎さん/香田晋さんの生霊が乗り移り、無意識のうちに鉢巻しめちゃいそうな渋さです。川を渡りながら「オレとアニキのよぉ〜」とか唸っちゃいそうな渋さざんす。やっぱ男だったらウェーダーは漁労系だよねぇ。

もちろんこれはネタでもなんでもなく、本当に漁労系のウェーダーを買うつもりですよ。今実際に選定作業を進めておりますし。ただし、私は漁師さんになるんでもなく魚市場にバイトに行くのでもなく、アウトドアグッズとしてウェーダーを購入するわけでして、同行者全員がアウトドアファッションでバシっと決めた中、一人魚市場ルックの者が混じる違和感をどう処理すべきか?も同時に検討せねばならないのです。シカトで済ますのが一番簡単ですが・・・・・ネタで履いてくんだからだから、違和感があればあるほどOKだと捉えるべきなのか?