ヘルメットに予備の電池を仕込む


手元に、単三のリチウム電池が4本あります。リチウム電池はとても高価、FUJIFILMの単三リチウムは4本組みが定価1,680円もします。
Yahoo!auctionでは半額の840円で販売されてますが、それでも100円均一だったらアルカリ乾電池4本組みが105円で手に入りますので、8倍も高価です。
リチウム電池(非充電式です)は長期保存に向くそうで、尚且つ、同サイズのアルカリ乾電池と比較すると妙に軽量なので、この単三リチウム電池4本を非常用としてヘルメットに仕込むことにしました。
非常用なので、基本的には使いません。ヘッドライトの電池が切れたときは、まずバッグに入れている予備電池を使います。その予備電池がなんらかの理由でダメになった場合にそなえ、このリチウム電池をヘルメットに仕込んでおこうと。

ヘルメット内側に電池ボックスを固定するには「シェルに穴をあけボックスをネジどめ」がもっとも簡単な方法ですが、強度保持のためヘルメット自体は加工しないと決めている(元々強度的に難があるドカヘル改造型は別)ので、ヘルメット両側面の通気口を使い固定する作りにしました。
手持ちのSUS304ステンレス製フラットバーを切り貼りし、ケースというか枠というか籠を作りました。フラットバーは厚さ2mmで、幅20mmの物と10mmの物を使ってます。
ベンダーは持ってないので、曲げは1ヵ所もありません。アルゴンガスを無駄につかい、すべて溶接で組み上げてあります。

プラスチック製のケースに入れた電池が、こういう状態でステンレス製の枠に収まります。現物あわせで作りましたが、がたつきはまったくありません。

ヘルメット内側の頭頂部付近に収まります。

グレーのベルトとステンレス製の枠は、20mm弱は離れているので、ヘルメットに衝撃が加わったとしても、ステンレス製の枠に頭をぶつけて痛い思いをすることはないと思います。

ヘルメット側面にあいている通気口にフック(状に成型したステンレス製ケース末端)を引っ掛け固定しています。
左右両側写真の状態でひっかけていあるので、ケースが勝手に動くことはありません。かなりしっかり固定されますよ。
あとヘルメット関係は、もう絶対に使うことがないであろうBlackDaiamond社製のヘッドライトから4AAの薄型バッテリーケースを切り取り、メインのヘッドライトの大きくて邪魔なバッテリーケースと換装するぐらいでしょうか。