狙い通りの位置に穴をあけるには


検索でたどり着いた「ステディカム自作研究」さんの「やっぱ正確な穴あけと切断をしたい」にトラックバックを撃ってみる。



ちなみに、ウチの自作機はこんな感じです。



で、本題。
そこらへんに転がっていたフラットバーのはぎれです。鉄です。

穴を開けたい場所にしるしをつけます。
十字の線は「ホントに狙い通りの位置に穴があいたかどうか?」の検証用です。

センターポンチです。ダイソーの工具売り場にも置いてあります。

センターポンチの先端を「しるし」に正確に合わせます。
ここでずれると、穴もずれてあきます。

ハンマーで真上から打刻。

へこみがつきました。

センターポンチでつけた凹みにドリルの刃先を合わせ穴を開けます。

センターポンチでつけた凹みにドリルの刃先が「はまっている」ことが重要です。

大きい穴をあける場合、最初から太いドリルを使ってはいけません。
必ず最初は「センターポンチでつけた凹みに刃先が入る」ぐらいの細いドリルで穴をあけます。
自分の場合、8mmの穴をあけたい場合は、3mm→5mm→8mmとドリルを3度付け替えます。
こうすると位置はずれません。



ボール盤で穴をあける場合も、必ずセンターポンチで凹みをつけます。
ポンチを打たなければボール盤を使っても位置はずれます。

悪い例です。
画像のドリルは8mmです。
刃先がポンチの凹みより太いので、穴位置がずれる可能性があります。

5mmの穴を開けました。
十字の中心、しるしを付けた位置に穴があいたのが解ると思います。